開発力

Development capabilities

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ニーズを満たすアイデアを生む開発力が強み

様々なアイデアを提案

 私たちが手がけているのは、オーダーメイドの特殊船。外航船も内航船も、一つとして同じ船はありません。お客様のニーズを丁寧にヒアリングし、企画提案から自社で取り組み、高い開発力でオンリーワンの船を建造します。

外航船も内航船も 両方造れる

 船舶の需要は、運ぶ荷物の動きや為替の変動により左右されます。特定の船種しか造れない場合は、その船が必要な時は仕事がありますが、そうでない時は仕事が無くなります。
 当社では、そのリスクを軽減するために、多種多様な船種の建造を行ってきました。また、外航船は為替の影響を受けやすく、仕事が取りにくい状況が続くこともあります。そのような時も、内航船を建造してきた当社では安定した建造が可能です。
 創業80年以上に渡り、堅実な経営で幾多の造船不況や荒波を乗り越えてきた当社は、これからも時代のニーズに応え、より良い船造りを目指していきます。

特殊なニーズにも対応できる

 当社は、ケミカルタンカーや冷凍運搬船といった特殊船を多く建造してきました。その仕様は船ごとに異なり、より安全に、より使い易く、より性能の高い船を造るべく改善に取り組んできました。より良い船を造りたいという気持ちは、お客様も造船所も同じです。
 計画段階でお客様のご要望を取り入れ、荷物はたくさん積みたいがスピードは落としたくない、あるいは、前例は無いがこういった物が造れないか。といった要望にもきめ細かく対応しています。
 また、船を造りながら、こうしたい、この方が良いのではないか。という意見が出る度に、共に考え形にしています。今後もお客様の目線に立ち、様々なニーズに対応していきます。


豊富な経験と 歴史に支えられた 高い品質保証

EEDIのフェーズ3を取得

 地球温暖化防止の観点から、2011年7月に開催されたIMO海洋環境保護委員会において、「エネルギー効率設計指標(EEDI)」を強制化する為の方案が採択され、2013年よりEEDIの規制値を段階的(Phase0-現状0%、Phase1-10%、Pase2-20%)に削減し、2025年には削減率を30%(Phase3)とする事が義務付けられています。 EEDIは1トンの貨物を1マイル運ぶ際に排出されるCO2のグラム数として定義され、この値は船舶が有するエネルギー効率のポテンシャルを表す指標として見る事ができ、例えれば自動車のカタログ燃費に相当するものです。 当社では、船舶推進性能の向上を図る為に、いち早くこのEEDI規制値に着目し、船体形状の改善、省エネ装置の採用、開発を積極的に行う事により、EEDI値の削減に努めてまいりました。 この度、2018年2月15日に竣工致しました、当社第441番船 6311DW 冷凍運搬船 「健太丸」においてEEDI規制値Phase3を他社に先駆けてクリア致しました。